しっかりした家に3
火打ち土台は布基礎の上の土台のコーナー部分、火打ち梁は二階の各部屋のコーナー部分につける補強材だ。
在来工法の家は軸組み構造といって、家を梁と柱、胴差しなどの構造材が支えている。
壁で支えるツー・バイ・フォーやプレハブと根本的に違うのはここだ。
軸組みで怖いのは強風などの一方的な横からの力だ(地震などで、左右に振れる場合は、施工がしっかりしていれば、元通りにおさまるはずだ)。
一方的に横からの力が加わるとぐにゃりといく。
そこで、そうならないために斜め材を入れる。
せっかくソファー ベッドにこだわっても、意味がなくなってしまう。
これを筋かいとか火打ち梁、方杖という。
このごろの家は、軸組み構造といっても、柱がせいぜい十センチ内外だから、柱そのものの働きはきわめて頼りない。
縦の荷重に対して、横の材が伸びるような施工法では、斜めに入れる、筋かいとか火打ち梁、方杖の役割は大きい。
細い柱で火打ち梁がお粗末だったら、ちょっとした力で倒れてしまう。