しっかりした家に2
垂木や母屋の乱子なども、屋根の資材の重みをいかに平均に分けて、一ヵ所に集まらないようにするか、それを出発点にした大工の知恵だった。
二重梁も同じ考えだ。
太い梁でがっちり組めれぼいいかもしれないが、そんな部材を仕入れるのが近ごろは大変だ。
それよりは二重梁にしたほうが手っとり早い。
一重より二重になれば、中心にかかる重みは、当然、二本の梁に分けられる。
横揺れに対する力も倍増する。
地震のときも一重梁の家より、二重梁の家のほうがベッド 通販などの破損の被害が少ないというデータが出ている。
大きな屋根をのせる家では、耐震の意味からも二重梁が好ましい。
それと、小屋束には筋かいを入れることだ。
筋かいがないと、長い間には狂いが生じてくる。